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店舗・コンビニの防犯対策

無人になったとき・人が少なくなったときに狙われる

侵入窃盗の7.5%が「店舗・商店」への侵入で、平成27年には認知件数6,439件となります。
前年は7,742件ですので前年比0.8%減少しています。
数字的には一般家庭(一戸建て住宅41.5%・マンション等17.5%)の59.0%に比べると少ないように感じられるかもしれませんが、一般事務所12.9%、生活環境営業8.3%、に続き商店が多いのです。

「夜間や定休日は無人になる」
「24時間営業のコンビニでも、深夜は客・従業員ともに少数」
「近くに民家がなければ少々の音を立てても大丈夫」
「営業時間中に客を装って店内の下見(カメラの設置場所、警備状況、金庫・レジの場所、高額商品の展示場所、従業員数、従業員の勤務体系等の確認)ができる」
このような理由で、泥棒は商店を狙ってきます。

店舗の侵入口と手口

2014年に商店で発生した事件の総数は、201,655件でした。そのうち約9割は窃盗ですが、殺人や強盗などの凶悪犯罪も1,221件発生していました。
無人であっても泥棒にとって「侵入しにくい」環境作りが重要です。常に人がいる店舗の場合は、特に犯罪が発生しやすい時間帯のスタッフの安全確保が求められます。

商店・店舗への侵入窃盗で最も多いのが、「ガラス破り」。

商店・店舗への侵入窃盗の手口内訳としては、「窓からのガラス破り」がもっとも多く、「表出入口のガラス破り」が続きます。 ガラスを破ってそこから手を入れてクレセント錠前を開けたり、ドアの錠前を開けたりする手口です。ガラスを割ると音がするのではないかと思われるかもしれませんが、特に夜間となると周囲に民家がない場合には気がつかれないことも多いのです。店舗においてはガラスに対する対策が不可欠です。

次に多いのが「無施錠」、鍵が掛かっていなかった場所からの侵入です。

「無施錠」とは侵入窃盗犯にとっては何もしなくても侵入できる最も簡単な侵入方法なのです。
「錠破り」、「合かぎ」もあり、ガラスや扉を強化したとしても別の方法で侵入されることもあるため、侵入口の窓や扉に侵入検知センサーを設置するなど防犯システムの設置が有効です。

狙わせない・侵入させない

凶悪な強盗犯はもちろん、軽い気持ちで万引きをするような人でも「ここは見つかる可能性が高い」と判断したら、侵入して犯行に及ぶことはありません。 セキュリティハウスは防犯カメラや赤外線センサー、フラッシュライトに警報ベル等を効果的に設置し、セキュリティの高さを犯人に見せつけることで、犯行そのものを諦めさせる「抑止」に力を入れています。 最も分かりやすいのは、セキュリティキーパーの設置です。夜間には点灯して『警備中』の文字がますます見やすくなり、犯罪者を強く牽制します。
それでも侵入しようと近づけば、直ちにセンサーが検知し、犯罪者が最も嫌がる光(ライト)と音(サイレン・ベル)、音声メッセージを強力に発して侵入を阻止・撃退します。

防犯カメラで、店内での犯行を防ぐ

駐車場や店の外周、および店内に防犯カメラを設置すると、犯人は「監視されている」と感じます。犯行を目撃されれば当然捕まるため、車上荒らしや放火、商品の万引きや異物混入、イタズラ等、さまざまな犯罪の発生を防止する効果があります。もちろん、死角ができないよう複数台設置することが重要です。
また、防犯カメラによる監視・録画は外部犯だけではなく、従業員による商品の持ち帰り、会計時の不正といった内部犯に対する抑止効果も期待できます。

特にフルハイビジョンカメラは、約235万画素の高解像度。万が一の犯罪発生時には人物の特徴や車両ナンバーの確認に役立ちます。特にお客様とのトラブルになるレジ精算での現金受収も紙幣の種類まではっきりと記録できますので後からの確認が簡単です。 赤外線照明内蔵で照度が低い夜間でも鮮明な映像を録画できます。

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より高い防犯効果を生み出すために

自主機械警備システムNEXTは異常発生時に管理者の携帯電話をはじめ、あらかじめ登録しておいた5箇所の連絡先にメールと音声で自動通報を行います。
「遠隔監視システムi-NEXT」を連動させることにより、さらに高い効果を発揮します。
遠隔監視システムi-NEXT:現場の防犯カメラが捉えている映像と音声を、iPadを使ってリアルタイムで確認することができます。異常事態発生の連絡を受けたときも、すぐに現場の状況を確認し、警察に通報をする、従業員に適切な指示を送る、遠隔操作で防犯機器や照明のスイッチを入れる(消す)、ズーム機能で犯人の顔をハッキリ映して録画するなど、状況に合わせて臨機応変に対応できます。

自主機械警備システムNEXT「コントローラー:WJ-700SH」

自主機械警備システムNEXT「コントローラー:WJ-700SH」

i-NEXT 特徴4 警備システム「NEXT」との連動・制御

i-NEXT 特徴4 警備システム「NEXT」との連動・制御

遠隔監視システムi-NEXTの活用

複数ある店舗を一度に「巡回」

iPadの画面を操作するだけで、各店舗の防犯カメラが捉えているリアルタイムの映像と音声を確認。遠隔操作でカメラの向きを変える・ズームアップ等もできるため、店内の様子を隅々まで観察できます。何か問題な場面に出くわした時には録画ボタンを押すと最大30秒前*の「映像+音声」を遡って確認でき、メールで管理者へ指示等を行うことができます。(*注意:iPad等で画像を30秒以上確認している必要があります。)

マネジメント

人材育成:
スタッフの接客対応に問題があれば、本人に直接音声で指導をしたり、現場の責任者に動画データを送って指示することもできます。また「いつも見られている」という環境から緊張感をもって仕事に取り組むようになり、意識レベルの向上→サービスの質の向上→売上げアップ→更なるやる気が生まれる、という好循環も期待できます。

マーケティング:
最大24分割表示が可能なため、各店舗のお客様の年齢層や男女比、混雑する時間帯、どの商品がいつ・どのようなお客様に売れているのか等が一目瞭然となります。倉庫にもカメラを設置しておけば、在庫を確認しながら商品の入れ替えや発注の指示を送り、チャンスロス撲滅を目指すことができます。

コスト削減

遠隔操作で照明や空調設備のON/OFFの切り替えができるため、照明やエアコンの「消し忘れ」を防ぐことができます。
ここに注目 !!

i-NEXTの特徴の一つが「21倍光学ズーム」*と「鮮明な画像」です。
飲食店における商品の盛りつけ方や厨房内の衛生管理、コンビニ弁当の賞味期限が切れていないか等、ズームアップ機能を活用して詳細に観察し、お客様に提供するサービスの『質』を確認することができます。
逆に全体を広く見ることにより、スタッフの配置、商品の量、照明などにムダがないか判断するなど、店が抱える課題やニーズによってi-NEXTの活用方法は無限に広がります。
(*光学ズームの倍率は、設置するカメラによって異なります。)

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