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マンションの防犯対策

泥棒が狙うのは「防犯意識が低い住人の部屋

「最新のオートロックシステムがあれば安心」「5階以上はベランダの窓を開けておいても平気」と思っている人が多いようですが……

「マンションは住人同士が互いの顔を知らないから、侵入しても気付かれない」
「多少音を立てても、誰も見に来ない」
「オートロック設置などセキュリティが高いマンションほど入居者の防犯意識が低く、無施錠の部屋が見つかりやすい」
「ベランダ沿いに移動すれば、一度に何件も侵入できる」
「最上階は屋上から一階下なだけ。上の階に行けば行くほど防犯意識が低くなり、無施錠の窓から侵入しやすい」
「ワンルームマンションは夕方になれば照明で無人かどうかが外から即わかり、侵入しやすい」

このように、泥棒にとって有利な条件がたくさん揃っています。

現代のマンションにおける犯罪

実際、2015年にマンションで起きた侵入窃盗事件のうち、最も多い侵入手段は「無施錠」で、全体の41%以上を占めていました。次に多いのが「ガラス破り」。特に3階以下の部屋は、約6割が窓から侵入されています。4階以上の部屋の場合は、表出入口からの侵入がともに5割以上でした。
泥棒にとって、侵入しやすい・気付かれにくい・たくさん稼げる場所。それがマンションなのです。

セキュリティハウスでは、マンションの共用スペースと入居スペースそれぞれに最適な防犯対策を行い、二重の守りで大きな効果を上げられるようご提案しています。
防犯力を上げることは入居率のアップを図るためにも必須の時代になっています。

共有スペースの防犯対策

  • 柵やフェンスで周囲を囲み、敷地内に出入りできる場所を制限する。
  • 「警戒中」であることを示すステッカー等を目立つ場所に取り付け、下見に来た犯罪者にセキュリティの高さをアピールして諦めさせる。
  • 不特定多数の人間が出入りするエントランスやエレベーター、集合ポスト等に防犯カメラを設置し、デジタルレコーダーに録画をしておく。

これは多くのマンションで行っている防犯対策の基本です。しかし犯罪者が侵入してくるのは人気のある場所ではなく、人目に付きにくい1階部分の住居の玄関前通路、ベランダ、非常階段の出入口、駐車場・駐輪場等の、あらゆる場所です。 そうした「侵入されやすそうな場所」には、次のような対策が必要です。

  • 見通しを良くする:
    照明を増やして明るくする、植木の剪定をする、塀やフェンスを低くする、ベランダやバルコニーの柵をすりガラス調に変更する、等々。
  • 防犯カメラを設置する:
    見通しを補完するとともに「監視されている」というプレッシャーを与え、犯罪を抑止する効果が期待できます。赤外線照明を内臓したデイナイトカメラなら、夜間でもしっかりと監視できます。特にカメラは、従来のアナログカメラに比べ6倍以上の高解像度の約235万画素のフルハイビジョンカメラをお勧めします。万が一異常発生時に人物の特定や車両ナンバーの確認に役に立ちます。
  • 人感ライトを設置する:
    侵入者を検知し、自動的にライトを点灯して周囲を明るく照らし出す。
その他「緊急通報システム」の導入もお勧めです。各所に非常用押しボタンを設置し、ボタンを押すと直ちにフラッシュライトと警報ベルで犯人を威嚇するとともに、管理人室やマンション管理会社、関係者等に自動通報を行います。近くに防犯カメラを設置しておけば、犯人の姿を録画しておくこともできます。
  • 部外者が侵入しにくい環境を作るためには、入居者同士が良好なコミュニティを築き、高い防犯意識を共有することも重要です。
ここに注目 !!

防犯上の弱点がどこにあり、どうすれば補えるか。セキュリティハウスはこれを「泥棒の目線」から考えます。つまり「どこが侵入しやすくて、どうなれば侵入が不可能になるか」。これは泥棒の手口と心理を熟知した上で、常に最新の防犯知識を更新し続けている「防犯のプロ」だからこそ可能な判断です。
防犯カメラに関しても同じです。設置場所の照度や必要な画像に最適な防犯カメラを設定するとともに、侵入者が嫌がる場所につけることで犯罪対象から外させる「予防力」の高い防犯カメラの設置を心がけています。
又、防犯カメラはマンション管理組合として長く使用・運営していただく必要があります。
設置後のメンテナンス体制はもちろんのこと、後々住民間のトラブルにならないような録画した映像の管理方法など「運営規約」の内容に対する防犯のプロならではのアドバイスをセキュリティハウスではさせていただきますのでご安心いただけます。

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